今年もバレンタインがやってきます。
いつも激混みのデパ地下お菓子売り場が、さらに盛り上がり混雑する時期です。
人混みが苦手なのですが、気合いを入れて斬りこんできました。
目次
甘い甘い、戦場へ
今回乗り込んだのは、大丸札幌店。
今年も気合いが入ってますね。
バレンタインチョコレート特設会場なるものが設けられており、
キラキラした色とりどりのチョコレートに目を奪われます。
そして、そのお値段に目が飛び出てばかり・・・
混みあい過ぎて、写真を撮れなかったので、大丸公式サイトから画像拝借。
〈イヴァン・ヴァレンティン〉イヴァン トリュフ
(12個入) 税込6,686円
電卓をポチポチ。
一粒当たり557円。
えぇ~。ひと口でなくなっちゃうチョコレートに500円・・・
さらに。
天下のブルガリからもチョコレートが!
〈ブルガリ イル チョコラート〉
チョコレート・ジェムズ「サン・ヴァレンティーノ2018“ルイ・エ・レイ”」
(2粒入) 税込3,800円
これは電卓なしでも計算できます。
一粒、1900円・・・!!!
無理です。すみません。
いい匂いのお姉さんや、セレブリティだだ漏れのマダム、そしてインバウンドの外国人観光客がバンバン高級チョコレートを買っていきます。
すっかり場違いなとこに来た!と気後れし、気疲れし、逃げ出した私は、いつもおなじみのところへ。
安定の六花亭へ逃げ込む
過去記事でも何度も登場している、北海道の有名ブランド六花亭です。
安心の材料、安心のお値段。
ホッとします。
もちろん、六花亭でもバレンタイン向けのチョコレート商品があります。
もちろんですとも。
ただし、地味目ですけどね。
おっと間違えました。素朴なんです。
六花亭貯古齢糖(ろっかていちょこれいとう)
2018年1月新発売の新作だそうで、「新発売」のポップとともに、六花亭の一番通路寄りの目立つところに陳列されていました。
おひとつ120円((税込)。
そうそう、こんなのがいい!ホッとする。
原材料:梅ジャム、卵、砂糖、アーモンド粉末、小麦粉、乳製品、生クリーム、カカオマス、バター、リキュール(オレンジを含む)、ココアバター、ココア、蜂蜜、バニラビーンズ、膨張剤、植物レシチン(大豆由来)
おー!やっぱり六花亭はいいなぁ。
財布的にも、からだにも、やさしいですね!
梅ジャム入りチョコレートケーキ。
2018年1月新発売。樹上で完熟させ、香りが最高潮に達した梅でつくられた「黄金の梅」ジャムを使用したチョコレートケーキです。
原材料のトップに梅ジャム?
え、それなのにチョコレートケーキ?
どういうこと??
なんか、トリッキーな雰囲気が・・・
保守派な味覚を持つ身としては、少しビビります。
梅とチョコ・・・果たして合うんだろうか。
怖いけど、六花亭ファンとしてはチェックしたい。
梅とチョコのコラボ。和洋折衷の極み
見た目はごくごく普通のチョコレートケーキです。
丸くて、ふんわり、表面にはチョコチップのようなものが見えます。
外見からはトリッキーさは感じられません。
断面はこちら。
お、ここで梅ジャム登場。
生地の中心に梅ジャムらしきものが詰まっています。
ドキドキする・・・
じゅわっとしっとり、見た目はかなり美味しそう。
感想。これ、おじいちゃん、喜ぶだろうな。
実食。
もぐもぐ。
ブラウニー系のケーキよりも、生地が柔らかい。
油っぽくなく、フワフワしていて、そこに梅ジャムがいい感じにしみ込んでいます。
そして、心配していた梅×チョコの組み合わせも、思ったほど変じゃない。
レーズン入りのチョコレートケーキの、もっと淡く甘酸っぱさが強調されたバージョン、とでも言いましょうか。
ドライフルーツ寄りの、でももっとフレッシュな感じ。
うん、美味しいよ。
全然変じゃない!(褒めています)
もっとへんてこな味かと思ったけど、和風チョコって感じで斬新!(褒めています)
これは、きっと和菓子好きな人は絶対好きだろうな。
あんこをこよなく愛する我がおじいちゃん(92歳)に食べさせたい。
ブラウニーのような濃厚さを期待する人には、正直物足りないと思います。
この貯古齢糖、チョコレート「風味の」ケーキという感じですからね。
思うに、このケーキにはコーヒーよりも、緑茶が抜群に合います。
要注意なのは、賞味期限の短さ。
大体3~4日ほどだそうなので、そこだけ気を付けてくださいね。
・緑茶派の人
・お年寄り
・胃の弱い人、軽めのケーキが食べたい人
には、とってもおすすめです。