ものすごく美味しいとうわさに聞いていた台湾のパイナップル。
これまでの人生の中で、台湾のパイナップルを食べたことは一度もありません。
フィリピン産のパイナップルでさえ、一個丸ごと買うなんて5年に一度くらい。
あとは風邪を引いた時に、友人からのお見舞いでカットされてプラスチックケースで売られているパイナップルを頂き食べるくらいです。それもおそらくフィリピン産。
果物は好きですが、パイナップルが特別に好きというわけでもなく。
しかし、台湾パイナップルのおいしさのうわさを聞いてから「芯まで食べれるほど甘くてジューシー?本当においしいのかな?食べてみたいなぁ!」と気持ちが動かされていました。
そう思っていたある日、地元のイオンで台湾パイナップルに出会ったのです。
これは買うしかない!
一個598円。パイナップルにしてはややお高めですが、迷わず購入。
目次
台湾パイナップルを買ってみた
この度購入したのは「台湾スイートパイン」というパイナップルです。
「農益源 石頭地」と表示されたラベルがあります。
パイナップルはユニークな形で、そこにあるだけで南国気分を味わえますね。
見ているだけでワクワク。
購入したてはまだ熟していなかったようなので、キッチンで追熟させました。とは言っても、ただ転がして置いておくだけ。
そうして二日経つとパイナップルの甘い香りがしてきました。食べ頃のようです。
台湾パイナップルの切り方
丸ごと一個のパイナップルを切り分けるのはハードルが高いと思っていましたが、おすすめの切り方が書いてありました。
これを見るととても簡単に切れるようです。一安心。
ではさっそく切っていきましょう。
まず上部の葉を切り落とします。
力を入れなくてもサクッと切れました。
パイナップルの果肉がちょこんと見えます。
縦半分に切ります。
ものすごく甘い香りが広がります!期待がどんどん高まります…
見てください!このジューシーさ!
お尻の部分に蜜がたまっているのがわかります。
お尻の部分を切り落としてからさらに半分に切ります。
縦置きでもう半分にし側面の皮を落とします。
ひと口サイズに切って出来上がり!
ここでポイントなのが芯を切ってしまわないようにすることです。
台湾産のパイナップルは芯までやわらかく甘いので全部おいしく食べることができるからです。捨ててしまうのはもったいない。
台湾パイナップルを食べてみた
甘い香りが部屋中に充満しています。切った身からも、剥いた皮からもパイナップルのかぐわしい香りが立ち上ります。
食べる前からおいしさがわかってしまうなんて。
ワクワクする気持ちで自然と笑顔になりますね。
それでは、さっそくいただきます!
ぱくり。
うわぁぁぁぁぁぁぁ。
甘い!!!
芯の部分もとても甘くやわらかいです。これは驚き。
繊維が口の中で残ることなく、スッと溶けていくようなみずみずしさ。
酸味はほとんどありません。生のパイナップルにありがちな、口の中で渋さが残るようなイガイガする感覚もなく、とにかく甘くてジューシー。
噛むたびに果汁があふれだしてきます。
これまで食べたパイナップルとは全く別物に思えてきます。
うわさ通りのおいしさで感動でした。
なんで今まで台湾パイナップルが日本に流通していなかったんだろう?と思わず思ってしまうほど、心底おいしくいただきました。
フィリピンパイナップルよりもやや割高ではあるものの、このおいしさを知ってしまったからにはこれからも台湾パイナップルを見つけるたびに買いたいなと思いました。剥くのも意外と簡単で手軽にできることがわかったし。
台湾パイナップルの旬は5月~6月らしいので、もうしばらくはスーパーで台湾パイナップルを探し回る日々が続きそうです。